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2月 4th, 2020年

亀岡カーボンマイナスプロジェクト成果報告会

2020-02-04

亀岡カーボンマイナスプロジェクト成果報告会

窪です。亀岡カーボンマイナスプロジェクトの成果報告会の加工品審査部に審査員として参加させて戴きました。
場所は亀岡のKIRIカフェ。古民家を行政と大学生らが再生した交流拠点。
交流拠点 kiri カフェ

 

 

 

 

 

【1】立命館大学の柴田晃先生。クールビレッジ、クールベジ

進めてこられた、竹炭を農地にすきこむ炭素貯留とそこで生産された野菜ブランド「クールベジ」の普及。里山で未利用なバイオマス資源「竹」を炭にして、土壌改良剤として農地に投入。これにより長期の二酸化炭素削減を狙える技術。
日本の田畑の10%に本技術を投入すれば、日本の温暖化対策目標に大きく貢献できるとのこと。

【2】京都先端科学大学の治村さんの卒業研究と藤井先生の研究成果

ソーラーシェアリング農地での作物栽培、「地温・光量子束密度の影響」。
試験期間が7/16~8/10と10/5~10/25の両期間で積算地温と光量子束密度とコマツナ、ニラ、ミツバの栽培データとの相関を資料としてプレゼンくださいました。
このあたり、今まで文献追いかけていないテーマだったので興味深い。

【3】 龍谷大学大石ゼミ・クールベジスイーツ加工品審査部

10月に龍谷大学でレクチャーした、これまで取り組んできた加工品のマーケティングと実態、組立フレームワークも活用して商品企画から試作、製造、販売まで行った4チームの加工品を評価。

第1班 ヒーロージャム(タマネギ、カボチャ)
タグ:ひと塗りで地球を救う。

ターゲットは主婦層ときっぱり。試食したところ、ジャムというよりコンフィチュール。ネットプロモーションにtwitter、Instagramを活用とのことで、訴求内容が良く整理されていた。
・プレクックで料理の手間を省く
・応用で料理の幅広がる

第2班 クルベジ野菜チップス

いろんな野菜をチップに上げてて、着想、企画、試作、再企画、試作と取組ノウハウをまとめている。ここは活動を後輩に伝えてゆくコンテンツ整理に取組んでもらえると体験が知見になると思います。

第3班 クルベジかぼちゃパフェ

「野菜きらいな子供に食べてもらえる」この一点に妙なリアリティ。これは、販売方針にも表れていて、イベントで直接顧客対話・交流しながら売るとのこと。
実際にイベント販売現場体験から求められている点を探りだしているもの。現場は大事ですね。

第4班 クールライスとクルベジ使ったおやき
タグ:地球とあなたに大きな福を。

大福 dumpling!

当初は米、米粉を使ったおやきからスタート。作り置くと固くなってしまう「おやき」で企画再考。繰り返し取組み、出来たものが大福。これがレベル高い。
パッケージも手作り感があって好感。

 

 

 

 

紙のプラニングより、実際にやってみる事が重要ですね。なにより、たった3ヶ月でググっと成長する学生って面白い。

京都府1まち1キャンパス事業成果報告会 -了-


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