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富田林実習農場

2014.02.22 春夏作のもと肥@富田林

2014-02-22

2014.02.22 春夏作のもと肥@富田林

耕耘後の圃場。

耕耘前の圃場。

耕耘後の圃場。

耕耘後の圃場。

 

 

 

 

 

 

 

 

野菜販売の売場でね、冬野菜のおこんだてを話し合うと
「あれが食べたい、これが食べたい」と言う主張は婆様、爺様
お子の順にはっきりしている。

しかし、好む材料野菜は世代で違う。

レタス、キャベツは30代独身か若い嫁に好まれるものの、
50代超顧客のカゴは、小松菜、ほうれん草、カボチャとある。
齢を重ねるごとに、野菜味覚の嗜好は子供の頃の体験に
帰るのではないか。体験と、POSレジのデータ眺めてて
ここんとろに「勝てる作付」の確信を得た。

そこで今夏の富田林圃場はじゃが芋とカボチャ、にんじん、
そして晩生のタマネギで勝負に出ることにしたのであります。

簡易土壌データ(6点平均 2/22)
pH 6.1 (いいんじゃないか!?)
EC 0.08 (施肥してないしね)
他…今回計ってません。すんません。

もと肥はカキガラ50kgと鶏糞300kg、米ヌカぼかし100kg混ぜたもの
を畝上に散布耕耘して、畝間から土アゲ。

セスバニア植わってた畝は、比較的軽い!ロータリーがさくっと
入ってゆく。ハーブとキャベツの畝は重いね。有機物がもっと必要。

今年もマルチ無しで富田林は進めてみます。

2014.01.24 たまねぎ達に追肥@富田林圃場

2014-01-24

2014.01.24 たまねぎ達に追肥@富田林圃場

1月下旬の富田林圃場

追肥は、量、方法、時期を皆が悩むんだよな。栽培中の固体の成り方
振る舞いをよくよく観察していると、結構プランは見えてくるかな。
●たまねぎ(晩生)
先週は、圧搾油粕をかぶもとにザラっと施肥。

aburakasu

これが意外に時間と手間かかる。栽培実績に差が無いとのデータから、本日はペレット鶏糞を株元に
差込み。

tsuihi

意外に早く、1,200株約70分で完了。

●こかぶ(耐病ひかり)
収穫できる一株70gサイズに成長してよい具合

kokabu
●赤リアスからし菜
好調。びっしり生え茂った赤リアスからし菜の株元は、うっそうと暗く
いい按配に糸状菌?結構はびこっているだろ!

housenkin
おまけにトンネルの中は湿度高すぎて、こいつらの活動が
結構活発。うーん、出来ればもうちょっと後から活動して
欲しいんだけどな。他の病気が少し心配。
●紅菜苔-菜の花開花!!

nanohana
畝間の水は凍っているのに、トンネルの中は、そんなに温かいのか。
後ピンだけど、黄色い菜の花なのわかるかな。
もうそろそろジャガイモの準備時期だよね。2月14日は定植日!

2014.01.10 忌避緑肥で秋冬・根モノの敵を追い払う

2014-01-10

秋にまけども、ダイコンサルハムシに新芽を食害されて、
僅かばかり残った株も肌をえぐられる様にキスジノミハミムシにかじられてしまう。

無農薬栽培でのアブラナ科の根モノ、大根、カブラは、冬の目玉ゆえに、
小さな圃場での輪作に、こいつらの食害には随分悩んできたもの。
ところが、センチュウ対策で入手したエンバク(ヘイオーツ:雪印種苗)が、
意外に効くらしいとのネタを発見。早速、昨年から試してみた。
忌避成分はヘキサコサノールというアルコールらしい。

▼農試
http://www.pref.nara.jp/22944.htm
http://www.pref.fukushima.jp/keieishien/kenkyuukaihatu/seika/h13seika/f-15.htm
▼タキイ
https://shop.takii.co.jp/tsk/bn/pdf/20031223.pdf

上記WEBでは『輪作』して効果とあったが、夏作を捨てろということか。
それはちょっとやりにくい。そこで、畝の両肩に播種する栽培で実験してみた。
enbaku

●2013/7/15 栽培日記(エンバク青刈・草刈、追肥)
https://www.handsomegarden.com/715-%E5%AF%8C%E7%94%B0%E6%9E%97%E7%AC%AC%E4%BA%8C%E5%9C%83%E5%A0%B4%E6%A0%BD%E5%9F%B9%E6%97%A5%E8%A8%98/

これには、思わぬ二つ目の効果があって、昨夏のように雨が少ない場合に、
エンバクそのものが50cm位にしか成長しないし、丁度良い具合に
日よけにもなってくれたように思う。

9月末にハンマーナイフかけてから、鶏糞60kgを施肥耕耘。
10/6にカブ(耐病ひかり)を播種。

11/27に間引きと追肥(米ヌカボカシ肥)。この間引きできるほどに
食害がなかったわけです。今日、間引きまで収穫したものは、
ごらんの通り、食害無し。
turnip2014Jan
来年も続けば、小さい圃場輪作でも有効な耕種防除法。

次は皆さんの圃場からの報告を待っております!!

レポ:窪

2013.12.27 排水不良を考える@富田林

2013-12-27

2013.12.27 排水不良を考える@富田林

大阪府雪の富田林。畝の間はたっぷりと水がたまって、なかなか
排水されない。作土層は約20cm前後と浅く、その下は粘土層。

IMG_3180

●早生たまねぎ

IMG_3201
植え時期を逃し、押し合いへし合い状態でも苗は育つ!このまま
2月まで放置して、定植しなおしてみましょうか。

●こかぶら

IMG_3194
南側の日陰がちなゾーンはやはり生育が遅い。3mも北へくると
元気がどんどんでてきて100円玉まで直径が成長している。

●紅菜苔

IMG_3189
良い具合に成長。この葉を一度食べてみるのもありかな。

●壬生菜

IMG_3197
やっと株が大きくなってきているものの、霜あたりしはじめてい
るので、1月中旬までもつものか。
壬生菜がしげっている2m南の玉ねぎ苗ゾーン。畝の上に水が
たまっている。やはり草根がのびないところは土も育たないものか。

●玉ねぎ(晩生)

現状ではなんともいえないものの、一応活着。

●赤リアス
////レポート無。二週間前は良くそだってましたので….。

玉ねぎ収穫後、剪定枝をがっちりいれて様子みたいもの。

2013.12.10 からし菜人気…。富田林でよく育つ。

2013-12-21

2013.12.10 からし菜人気…。富田林でよく育つ。

●赤リアスからし菜

2013_Dec20redleaf
無農薬栽培で販路を切り開いてきた僕らの売場では、おのずと
生食野菜の人気は高くなってくる。

施肥で辛味と風味がのってくると思う野菜の一つがこの赤からし菜
エンジ色の葉っぱが程よい辛味をもっていて、茎もはごたえが良く、
気に入ってもらえる。
●たいびょうひかり(かぶら)

2013_Dec20turnip

トンネル栽培でも、なかなか大きくなってこない。出荷は2月の中旬
からだろうか。
●紅菜苔

tonnel2013Dec

菜の花だけで出荷するのがもったいない様子。葉っぱを一度
お浸しにしてみるかな。

●たまねぎ

2013_dec20Onion
本日は気温2℃で雪。厳しい環境でも活着はしている様子。

2013.10.29 富田林栽培日記 冬野菜播種

2013-10-29

富田林栽培日記 冬野菜播種
気温 16℃(13時) 曇

 根ものは良くないが、ツルムラサキはとても調子良い。刈り倒して
みたものの、来年の夏作は、つるなしインゲンとツルムラサキかな。
緑肥(セスバニア)エリアの排水性は早速改善されているが、他のエリア
は三日前の雨が抜けない。
 北側エリアでは、水質が良くなく、硫化水素臭もする。
元水田圃場ゆえに、雨が抜けない。

●たまねぎ
IMG_2936
 先々週に播種したたまねぎ、きれいに生えそろっている。
鶏糞を施肥した畝も落ちつている。

●春菊
 みぶ菜は、発芽良く、生えそろっているが、サラダ春菊(中原採取場)
は苦戦。発芽10%もない状態。
 ここに 赤松種苗の「春菊」を追加播種。発芽率50%に期待。

●こかぶ
IMG_2940
 少々気温が低いかもしれないが、害虫(ダイコンサルハムシ、
キスジノミハミムシ)は、ほとんどみない。品種は実績のある、
耐病ひかり(タキイ種苗)

●こうたいさい
 畝の半分に三条播種。もみがらの上からぼかし肥散布。

●赤リアスからし菜
 畝の半分に三条播種。もみがらの上からぼかし肥散布。

12月~3月の収穫活動に期待。

2013.08.31 富田林栽培日記 緑肥粉砕

2013-08-31

富田林栽培日記 緑肥粉砕
気温 32℃(13時) 霧雨

昨日まで京都で活動していたハンマーナイフ、今日は大阪の富田林。
緑肥として、植えていたソルゴー(第一圃場)もセスバニア(第ニ圃場)
も2mを超え、直径8cmは超えている。こんなもん粉砕できるのか?
製品カタログでは~90cm…と書いてあったように思うが…。

aug31_hummerknife
 車から降ろして、早速燃料追加。なりのわりに2リットルもタンクに
入らない様子。とはいえ、一回の給油で2時間半程度は連続運転。

 さて、まずは第ニ圃場のセスバニアから。さすがに苦戦。
aug31_sethbania

ただ、少し進めては粉砕、少し進めては粉砕と繰り返せばなんとかなる。
手で刈ること思えば、かなりの高効率もの。
1時間程で全て粉砕。畝よこの残りを刈払機でやっつけてランチタイム。

 続いて、第一圃場に移動。マメ科のセスバニアに比べて、イネ科c4
のソルゴーはかなりごつい。のきなみ2m超えている上、どの幹も
直径6~10cmと手ガマでやっつける限界は超えてるだろ。
aug31_solgo
 
 さすがのハンマーナイフもかなり苦戦。刈り倒しはするのだけど、
粉砕でつまり、エンジンとまる。
かなり粉砕できていないものが残り、ハンマーナイフの前から粉砕口に
突っ込んで粉砕。これはちょっとやってはいけない作業かも。なんとか
2時間程でやっと完了。

 すごい量の粉砕クズが畝の上に広がっている。
aug31_funsai

来週、刈草堆肥を貰ってきて投入予定だが、かなりの有機物を土壌に
投入できそう。

 帰るころに、見知らぬ老夫婦の訪問を受ける。どうやら、ソルゴー
の種を分けて欲しいという。今からでは蒔きどき遅いですよ?
どこに使われますか?と聞くと、出穂見て、「きび」と思われていた
とのこと。同じイネ科ですが、ちょっと違いますとお引取り願いました。

7月15日 富田林第二圃場栽培日記(エンバク青刈・草刈、追肥)

2013-07-15

気温 34℃
天候 雨後晴

6/10播種セスバニア。背丈30cm

6/10播種セスバニア。背丈30cm

 セスバニアの成長が著しい第二圃場、この畝の前作、右側はエンドウ、左はじゃがいも。前ジャガ畝は明らかに葉色が薄い。
 小雨の中、徹底して草刈。緑肥のエンバクも2/3程度を刈り倒し。追肥は発酵ぼかし肥に米ヌカ混ぜて散布。

●カボチャ・バターナッツ
 草刈と追肥。葉色良く、つるは1m超。

バターナッツ。小さな実もちらほら♪ 左はつるむらさき。

バターナッツ。小さな実もちらほら♪ 左はつるむらさき。

●つるなしいんげん
 エンバクを青刈、株もとに寄せ置き。

畝両脇のエンバクを青刈り

畝両脇のエンバクを青刈り

●スィートコーン(ゴールドラッシュ)
 少し葉色が悪い。株元にぼかし肥を追肥。エンバク青刈

●サラダごぼう
 ぼかし肥追肥、エンバク青刈。

サラダごぼう。追肥後、エンバク刈り倒し。オーキシン

サラダごぼう。追肥後、エンバク刈り倒し。オーキシン

●枝豆
 エンバク青刈

●ミニトマト
 整枝、芽欠き。株元に追肥。

●つるむらさき
 猛烈な勢いではびこるヒメ芝を草刈。ぼかし追肥。

●大浦太牛蒡
 草刈、エンバク青刈
rootJuly16

6月10日 栽培日記(富田林)

2013-06-10

○コンセプトは “edible witch garden(美味しい魔女農園)”

天候:曇り後快晴◎気温30℃

 ハンサム・ガーデン富田林ほ場の一角で、オーガニックを学びたい
大阪のヨガグループ仲間の農園運営をを受け入れ、栽培指導とお手
伝いをさせて戴くことになりました。

 グループの皆さんの希望は、ハーブやオーガニック栽培の特徴を
一年通して学びたいとのこと。グループ名が”魔女農園”とコンセプト
もしっかりしてて、畑での実践のみ!と言うことになりました。

まずは近所のホームセンターに立ち寄り、手がま、芽きり鋏、長靴、
手袋、スコップと皆さんに基本的な農具を揃えてもらいました。

 畑に戻ると、女性指導員”ヒロフチ”が苗を持って御出迎え。
早速、今日やる作業と畑の説明、畝肩に植えてあるエンバク、土の性質
を説明しながら、苗を植え始めてもらいました。

 雨予報だったのに、天気はカラッと快晴。おまけに、初日にしては、
やる事が多すぎたかなと思いながらも厳しく指導♪

来週からは、一日二時間ぐらいまでにしましょうね。
2013_witchesJune09


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