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研究事業

使われ方はほっといても多様化する

2018-05-01

栽培現場からの発信を続けているといろんな問合せを戴きます。その一つ一つに御返事してゆくわけですが、僕らはいつごろからか農外・農内と相手を区別して考えてしまうようになってきました。現場の事情を判ってもらえる共通認識があるか無いかで分けていると思います。農業の暗黙知といわれるものも、きちんと言葉に落とし込んだ表現がなされれば共有できるのじゃないかな。このあたり、各都道府県の普及指導所に眠る先輩方の紙の記録や研究ノートに触れる度にそう思います。

農内・外と区切るここの境界帯がなくなるくらい多様な事象を細かくフォローできる(最適化できる)技術が機械学習だったりディープラーニングだったりとするのかなと考えています。

これまで僕らが取り組んだ研究検証成果の一つは、現場画像を記録して、そこに紐づく議論を丁寧にテーマと属性、キーワードといった要素に分けて統計してゆくことと、環境計測したものと、言葉から生々しく連想できる植物の姿や収穫量を現場の時間軸に重ねて蓄積してゆく手段です。

栽培画像と紐帯議論。ここからつまづきドコロが見えてきます。

 

2018年の研究活動資金獲得に向けて取り組みを整理して見えてきた方向性は;

当事者の技術理解や言葉や課題の多様さを技術が吸収してゆける学び手段の模索あたりが研究でスコープするところ。現場課題を吸収してゆくには、標準化ではなくて多様化をサポートする農業ハードやソフトウェアによる処理のイメージです。
増収と経営体成長ボトルネックの一つが畑で動く人の労作にあるのは間違いありません。とらえどころの無い地面の下や気象や環境をすこしでも多くつかんで、優先順位づけた指導ポイントにわけた教育システムが農家にIoT機器を使わせるようになり、ひいては栽培ノウハウを早く現場定着させることになるのじゃないかと思うのです。

多様な環境と利用者の状況にやさしく対応して、システム稼働率をあげるには使いやすい仕組みづくりが求められています。

農業現場のOKラインは毎日変わっています。栽培現場をひっぱる農家が『使いたい』って思える価値観をシステム技術方は理解しないとサービスは普及しにくいとつくづく思います。

 

 

使われ方はほっといても多様化する -了-

エダマメ栽培教育システム実習プロ…2016.08.23

2016-08-23

当研究事業ではICT管理によるエダマメ栽培のノウハウ獲得とオンライン栽培指導を行っています。
栽培お手本をスマホで学び、土壌水分センシングと温度記録を見てだされるオンライン作業指示に従い栽培を実施してもらえるものです。

orientation

 

 

 

 

 

 

 

 

 

栽培者はスマートホンを使った栽培状況の撮影・自動転送アプリ【栽培野帳】を使い、エダマメの生育状況と課題と思われる現象を記録報告します。
この撮影画像を見て、栽培管理者が具体的な解決策や栽培作業指示をオンラインで指導いたします。

今夏、龍谷大学の学生らに本システムを使った栽培~販売を体験してもらいました。そのポイントは以下の通りです。

1. 播種、育苗、定植といった栽培要点を事前にネットでクラウドグループにある画像データベースグループに参加、閲覧してもらう。要点作業を記載した指図書を見ながら、追体験として圃場で実作業を行う。

seeding

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2. スマートホンアプリ【栽培野帳】(Android)を使い、生育状況を報告する。これを見て、研究スタッフが次の栽培作業を指示する。

3. 定期的に研究スタッフが圃場を巡回して、課題となるポイントを撮影。クラウドグループにこれらの画像とメッセージを登録。

4. 毎月1回程度は実習日を設けて、研究スタッフがクワ、カマ、小型管理機などの使い方を指導。学生らは農機具や小農具の使い方と学び管理作業精度をあげてゆく。

収穫、販売までを行ってもらう3ケ月間。最後の収穫・販売期間は学生達は里山に泊まり、早朝から収穫、管理調整を実施。収穫エダマメは茹でと袋詰めを準備して地元温泉にて見事に完売。

この体験前と後、一人ひとり、驚くほど逞しく成長しました。収穫・販売のフィナーレは栽培地”宇陀”のちょっとハデな地蔵盆。地域のお祭りにも参加、地域と交流してもらい、心を里山に置いていってもらえるような縁が作れたと感じています。

ontheway

 

 

 

 

 

 

 

 

 

エダマメ栽培教育システム実習プロジェクト..-了-

クボタ陽菜TR-7000U管理機、ベルト交換 2016.07.23

2016-07-24

管理機のテンションプーリーあたりからガラガラと異音が聞こえて
きたので、作業後にカバーをあけてみると、ベルトが損傷。
ストックあったvベルトを探して、交換。

左下のガイドローラーが上にあがるとベルトの摩擦係数あがって右側のドラムを駆動する仕組み~

左下のガイドローラーが上にあがるとベルトの摩擦係数あがって右側のドラムを駆動する仕組み~

ベルトの内側にガイドがきてはいかんなー。誰だ?

ベルトの内側にガイドがきてはいかんなー。誰だ?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

購入利益をみると2014年9月。そういえばセブンイレブン緑の基金に支援してもらい

購入した装置でした。

だいたい2年。使用頻度にもよるのだけど、土上げに結構使うから、

定期的にベルトが傷む。ただ今回、よく見るとテンショナー外側のガイドにベルト

内側があたるように取り付けされていた様子。

農業機械って、とかく構造がシンプル。過酷な現場だけに、損耗も激しい。
油類の交換はもちろん、ギアやボルト類をきちんとメンテしてれば、
結構長持ちするもの。

この管理機も7年目。一番はやく傷むかなと思っていた、培土樹脂カバーは
いまだに良い仕事してくれる。そろそろデフを開けてみておくべきかもね。

ベルト 780円。作業10分。

マメ研….栽培実習&丹波黒収量コンペ参加者募集

2016-04-03

安定的に収穫量をあげてゆくには、作物の機嫌を伺いながら栽培する汲み取る力と技術が必要です。
こうした篤農技術を後追い農家である我々は、どうすれば獲得できるのか。
当農園では、そこに近づく方法として、ICT(いろんな通信機器、センサーなんぞ)を畑で活用しながら、
技術を学ぶ取組みを進めています。
昨年度の取組みで、このツールを使った学び体験が以下の様な収穫量の差につながりました。

主茎長3粒莢2粒莢1粒莢規格外莢重(g)莢数
1回体験者T69cm3504429484g126
5回体験者M77cm7924534707g177

品種:丹波黒

今年度は、こうした成果がでる要点をICTツールを使い、受講者のほ場で再現してゆく
学びの取組みに落とし込んでゆきます。
早生作 8作
丹波黒 1作
こうした栽培成果につなげてゆく学びの連携が”マメ研”です。

種まき(苗作)10日苗早生品種の様子収穫後の記録

 

 

 

 

 

 

 

エダマメ苗作り。3/25の種蒔きから9日目。初生葉が顔をだしています。
あと3日程で畑に植えます。
昨年より18日も早く種を下ろしたのですが、9日程しか早くならないもの。
これは、10℃以下はほとんど生長してくれないからなんです。
6月29日から10月中旬まで切れ目なくエダマメ収穫してゆきます!

メニュー●2015年シーズン1実績
●今年(2016)のシーズン1計画
播種4月19日(温床)3月25日(温床)
定植4月30日(ビニールハウス)4月06日(ビニールハウス)
着花5月26日5月05日(予定)
収穫7月1日(積算温度1,360度)6月22日(予定)

今年もエダマメ栽培をICTツール使って学ぶ研究会”マメ研”を
開催します。栽培圃場が無い方でもハンサムガーデンの試験ほ場で
栽培のコツを体験戴けます。

ICTツールを使って、栽培の仕組みを学びながら、畑で早生品種を数回栽培してノウハウを獲得するものです。

▼コンテスト
研究会通じて学んだノウハウを極晩生品種”丹波黒”の栽培収穫量を競い合います。
6月中旬播種10月6~14日に収穫。

●第一回目の説明会
4月14日(木) 19:00~20:00
場所:伊那佐郵人 google map:https://goo.gl/maps/2UCgfC9D1GD2

是非参加下さいませ。

研究会の詳細案内はコチラをクリック

▼オンラインでの御問いあわせ、申込みは以下をクリック

夏蒔ニンジン栽培2015の振返りメモ 2015.11.20

2015-10-21

晩秋採りニンジンは夏蒔になるため、前作果菜類の撤収と栽培準備が重なる。このため残効を検査してからの施肥設計が必要なのと作業タスクの組み込みがスケジュール立案時の課題となる。また追肥・中耕作業の労差負担は大きく、栽培面積拡大の課題となっている。

トンネル栽培で降雨による窒素成分の流亡を防げて、緩効性の天然由来肥料を使った場合、中耕作業のあり無しにより収量の差が出ないなら、栽培面積を増やすことは負担にならず、栽培チームにとって容易に収入増につなげられる。こうした栽培が可能な否かを比較栽培試験してみた。

2015.Aug24 播種

2015.Aug24 播種

2015Sep14播種から16日目。最初の間引

2015Sep14播種から16日目。最初の間引

2015Oct1-弐回目の間引

2015Oct1-弐回目の間引

 

 

 

 

 

 

 

2015Oct7-気づいた処間引き

2015Oct7-間引き

2015Oct21-振返日、収穫まで後20日

2015Oct21-振返日、収穫まで後20日

2015Nov20-収穫日(88日)

2015Nov20-収穫日(88日)

 

 

 

 

 

 

●与件
品種:夏蒔鮮紅五寸(タキイ種苗)、パープルヘイズ(サカタのタネ)、紅奏(ナント種苗)
栽培期間110日、目標積算温度1,900℃
播種適期 7/25~8月24日
収穫適期 11月下旬
栽培場所 試験ハウスA7 100㎡

施肥:牛糞堆肥”大和有機” 200kg (窒素全量 20kg/10a見当)
米ぬか発酵ボカシ(嫌気) 60kg  (窒素全量 12kg/10a見当)
上記散布・耕耘後、2,000リットル潅水ビニールマルチで帯状にカバー、太陽熱養生開始、積算温度500℃目標(8/21に達成)

●試験方法
試験は試験ハウスA7にて実施した。品種は「夏蒔鮮紅五寸(タキイ)」を対照品種とし、「パープルヘイズ」、「紅奏」を供試し、追肥有り無し、中耕有り無しで比較試験を行っている。
播種はバラ種を播種機で蒔き、畝をたてず25cm間隔に6条x2ブロック<A区・B区>(夏蒔鮮紅五寸、追肥有区)、3条x1ブロック<C区> (夏蒔鮮紅五寸追肥無)、3条x1ブロック<D区>(紅奏、パープルヘイズ)の計4ブロックに播種した。

播種適期の算出は、アメダスポイント大宇陀(0633)の準平年値から、11月10日を目標収穫日として、これまでの計測データ積算温度1,900度を逆算し、ハウス内平均気温を+3℃として試算した。
施肥は、8月上旬に牛糞堆肥”大和有機”200kg、米ぬか発酵ぼかし肥(嫌気)60kgを施肥後、耕耘、2,000リットル潅水しビニールシートをかけて太陽熱消毒をおこなった。追肥は、播種後31日目に嫌気・好気醗酵の米ぬかボカシ肥を施肥した。

潅水はハウスの両側に設置した潅水ホースよりミスト散水を9/30~10/20まで、AM04:30に8分間、1日おきに自動潅水した。

 

TDRタイプの土壌水分計とpFメータ(15cm)をA区、B区、C区にそれぞれ設置して水分の移ろいを記録した。

pFメーター。40cmx1本15cmx3本設置

pFメータ。40cmx1本15cmx3本設置

土壌水分

 

 

 

 

 

 

 

追肥はそれぞれ以下の通り行った。
A区 好気性ボカシ肥 -1条目中耕有、3条目中耕無 (品種:夏蒔鮮紅五寸)
B区 嫌気性ボカシ肥 -1条目中耕有、3条目中耕無 (品種:夏蒔鮮紅五寸)
C区 追肥無 (品種:夏蒔鮮紅五寸)
D区 好気性ボカシ肥 (品種:紅奏-ナント種苗、パープルヘイズ)

結果・考察
追肥に用いた肥料の違い、好気性発酵ぼかし肥を蒔いたA・D区が嫌気性発酵ぼかし肥を撒いたB区に比べて明らかな収穫量差が出た。
追肥後の中耕の有無は収穫量の顕著な差にはつながらなかった。
追肥をしなかった区と嫌気性発酵ぼかし肥の区では、収穫量の差はほとんど見られなかった。又根、裂根などを除いた可販率は95%。
葉長の差は追肥の有無での傾向はみられず、潅水量、気温との関係で隣接する露地より旺盛に生育したと考えられる。
好気性発酵ぼかし肥が追肥効果高く、中耕による収穫量の差は労作に見合うほどみられない。今後ニンジン栽培の労作体系と施肥設計、潅水コントロールをより発展させた安定的なニンジン栽培体系を組み立てる必要を感じた試験となった。

A区-中耕有A区-中耕無B区-中耕有B区-中耕無C区-追肥無D区-中耕無
追肥の種類好気発酵米ぬかぼかし嫌気発酵米ぬかぼかし好気発酵米ぬかぼかし
88日目a1a2b1b2c1d-1
株数/m19株19株18株19株19株21株
収穫重量4.3kg4.6kg3kg3kg3kg5kg
平均重量/本226g242g167g158g158g238g
平均根長21.1cm19.7cm17.3cm18.2cm17.5cm19.3cm
葉長83cm86cm78cm82cm81cm78cm

窪 一@ハンサムガーデン宇陀研究農場

土壌の水をTDR法で追いかける…2015.08.25

2015-08-25

ども皆様。ハンサムガーデンの窪です。

後追農家(非農家で就農した人たち)にとって、水遣りが一番
栽培技術の差になっているように思う。そこからエダマメ栽培
のノウハウ共有を僕らは研究しています。

土壌乾燥試験、リアルタイム計測中!

土壌乾燥試験、リアルタイム計測中!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

画像は実験中の土壌乾燥試験装置。リアルタイムに土の
土壌水分変化をデータをオンラインで記録している試験環境です。

・写真の丸いメータはpFメータ
・グラフはセンサーからの電圧変化

これで、なんとなく土の乾きっぷりが追いかけられそうに
なってきました。温度、水分量の変化通りに移ろいがグラフに
でてます。
センサーは0~1Vの間で比誘電率の変化を返してくるのですが、
実態は1/1000の変化を追いかける。1mVの変化ってかなり微細。
これとpFメータの値からその土壌の水分変化を追いかけるかな
と言うのが見えてきている点です。

——————

畑の土といっても、いろんな種類があってそれぞれ性質が
変わってくる。一筆一反(300坪)に区切られた圃場の中でも
乾きやすいところや、水が湧いてくる、高低差、日当りと
乾燥条件は一定じゃない。

砂含量が多い砂質土壌、西日本の田んぼの転換に良くみられる
灰色低地土壌、それぞれ隙間の大きさで、土壌水分の排水性や
乾燥特性も変わる。

この土壌水分を追いかける方法は、いろいろと研究されていて
沢山のノウハウが公開されています。その中から、農家が利用できる
再現性高くて価格が安いといった基準から、注目しているものは

・テンシオメーター法
陶器のカップを取り付けた一定容量の筒に水を入れてゴム栓した
ものを土に埋めます。土が乾燥すれば、筒内の水は吸いだされるし
湿潤であれば水が筒内に吸い戻される。この圧力を測って、水ストレス
を把握する方法。根っこが浸透圧で吸水するメカニズムから、
この方法はpFメーターと言う簡易な水分計が普及しています。

・誘電率法
土壌中の水分量が多いほど、含塩量が高いほど、温度が高いほど
土中の導電率が高くなる..と言う原理から、比誘電率を求めると、
含水量を推定できるもの。いくつか手法あるんだけど、この内、
TDR法という、電磁波が土中を伝わる速度から、誘電率を測定、
この方法で自動・連続測定ができるセンサーが商品化されています。

狙っているところは、エダマメの生育ステージ毎に望ましい
適正水分量を見つけて、水やりを自動化する仕組みづくり。

ハウスで水やりタイミングを把握するところを狙っています。

う~ん、記事にすると長いな。もっと簡単にまとめないと
話を聞いてもらえそうにないですね。今日は時間ないけど、
明日以降、精進します。

土壌の水をTDR法で追いかける -了-

生研活動レポ…水は低きへ~とばかりは限らないかも

2015-05-06
試験ハウス♪ダイズ植わってます。

試験ハウス♪ダイズ植わってます。

 

 

 

 

 

 

 

 

ハンサムガーデン試験圃場(ハウス)の勾配は16mで45cm下がります。
一番高いところから低いところまで4箇所の土壌水分をはかっています。
写真の計測装置はpFメーターといって、水が吸い出される負圧を
目安にするもの。
水やったのは3日も前。だけど結構保水してて、今日のところは不要。

ハウス手前15cm(一番高い場所)ハウス中15cm(中央部)ハウス奥15cm(一番低いところ)ハウス中央地下40cmのところ
pF   1.8  pF  2.15 pF 2.13  pF 2.1
pf15_frontpf15_centerpf15_okupf40

当初の想像だと、一番高い処(手前)が真っ先に乾燥するハズだった
けど実際のところは間逆で一番高いところが一番、湿潤。

想像するに40cmの深さに十分水分がある農地の場合、表面が乾けば、
毛細管現象で深い場所の水があがってきているのじゃないかな。

そもそもの目的は潅水タイミングの判断指標作り。だけど、
根域の酸素要求度が高い作物の場合は、こうした地下灌漑を活用
する方が有効だよね。

窪@Handsomegarden

 

生研活動レポ…2015March30-観測機設置

2015-03-31

生研活動レポ…2015March30-観測機設置

観測機。降水量と気温、日射量追いかける予定

観測機。降水量と気温、日射量追いかける予定

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

本年度研究事業の目標はエダマメ(ダイズ)栽培のノウハウ共有。
これまでの経験と学んだことから、栽培ノウハウを整理すると、
エダマメの収量アップには、なんといっても水やりが鍵になる
んじゃないかとあたりをつけてます。

このダイズは窒素要求量の60%を根に着生した根粒菌に依存
する生育事情が判っていて、稲の要水量の2倍以上の水同様に
豊富な二価の鉄と酸素が根のまわりに必要。

そこでつけている目安が、土壌の豊かさ具合。出来の悪い作土
は雨が降ったら排水性悪いんで還元状態が長く続くと根粒菌活性
(やる気といってもよいか)が今ひとつあがってこないはず。

【しかし】良く出来た排水性良い作土なら、植物が吸収できる
水の分子集団を保持しながら、気相も確保できる。

こんな団粒構造形成っぷりを把握するにはどれだけ早く水が
排水されるか…が簡単な目安なんじゃないかと、あたりを
つけています。

そこのところが知りたいのでして、今回畑に観測機器を設置。
雨降りと気温を追いかけて、試験圃場にはアナログとデジタルな
土壌水分計を設置して、排水具合を追いかけてゆきます。


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