生研活動レポ…水は低きへ~とばかりは限らないかも
2015-05-06
ハンサムガーデン試験圃場(ハウス)の勾配は16mで45cm下がります。
一番高いところから低いところまで4箇所の土壌水分をはかっています。
写真の計測装置はpFメーターといって、水が吸い出される負圧を
目安にするもの。
水やったのは3日も前。だけど結構保水してて、今日のところは不要。
ハウス手前15cm(一番高い場所) | ハウス中15cm(中央部) | ハウス奥15cm(一番低いところ) | ハウス中央地下40cmのところ |
pF 1.8 | pF 2.15 | pF 2.13 | pF 2.1 |
当初の想像だと、一番高い処(手前)が真っ先に乾燥するハズだった
けど実際のところは間逆で一番高いところが一番、湿潤。
想像するに40cmの深さに十分水分がある農地の場合、表面が乾けば、
毛細管現象で深い場所の水があがってきているのじゃないかな。
そもそもの目的は潅水タイミングの判断指標作り。だけど、
根域の酸素要求度が高い作物の場合は、こうした地下灌漑を活用
する方が有効だよね。
窪@Handsomegarden
←「生研活動レポ…2015March30-観測機設置」前の記事へ 次の記事へ「2015.05.23 AM ウダウダオニオン収穫デー」→