富雄実習農場
ホテル料理方に人気!!ハンサムガーデンレタスミックス
2020年4月からのレタス注文を受付
ハンサムガーデンのレタス出荷は一年中途切れません!!
レタスの種を蒔くとき、環境温度が10℃~25℃の間に管理しないと
うまく発芽してくれません。また土に多くの有機物がある状態を好む
性質から、天然由来の資材のみで育てる今の栽培スタイルに落ち着い
ています。
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4月~12月
畑は標高430mと冷涼な奈良の準高原にありますので、
サニーレタスや他の非結球レタスを栽培しています。
集落や仲間に支えられながら、
こつこつとレタスが好む畑に仕立てて
きました。中山間地の農業ゆえ、300~500坪の
小さな畑を何枚もまとめて栽培しています。
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1月~3月
山を下りた温暖な土地で栽培して出荷しています。奈良県西部の
米どころになるのですが、朝日を受ける東向きの畑では、とても
水に恵まれています。
●種まき
厳冬期、零下になる宇陀市でも、温床
(発酵熱を活用する苗床)を使って苗を育て、
2月を除き畑に植えてゆきます。
コメヌカは主に黄コウジが分解してくれて
その発酵熱は50℃にもなります。
3月、役目をおえたこれらのコメヌカは
ボカシ肥といって、良質な野菜の肥料として
活用されます。
●肥料(天然由来のみ)
・堆肥 牛糞堆肥
・堆肥 鶏糞堆肥(平飼食肉鶏)
・窒素 コメヌカぼかし肥料(自作)
・カリウム アグロカリ(ヤシの実資材)
・マグネシウム マグアース2号
・カルシウム カルゲン
●散布農薬(生物農薬)
・ボタニガードES(昆虫病原性糸状菌)
・スピノエース (放線菌)
・ゼンターリ水和剤 アイザワイ系統菌
・テントウムシ
およそこうした有機栽培にとりくみ、皆さんにレタスをお届けします。
●価格表
詳しくは2020春季レタス価格表を参照下さい。
●配送
宅急便(佐川急便) 収穫翌日におとどけできます。
大阪市内便(西区、北区、中央区、淀川区)収穫当日にお届け!
●定期注文への割引案..
2020年4月からの種まき前契約を承っております。価格表よりググっとお安く
なりますので、定期発注を検討戴ける方は、一度御相談くださいませ。
2013.07.21 アチャ研・活動報告”援農畑再生隊~休耕地の再生”
7月21日 富雄栽培日記(休耕地の再生)
快晴
気温36℃
活動エリアの周囲でちらほら見かけるのが、なかなか手が廻っていない
畑。この時期の湿気と陽射をうけて、見事に野草どもが露地を占拠!
背丈が人の身長をこえる野草群は、刈れるもんなら刈ってみろ!
と高齢化した農家を寄せ付けない。だけど、近寄って観察すると、
てんとう虫、かまきり、蜘蛛といった有機農業の益虫どもが
びっしりと住み着いています。まるで、香港の高層アパートのように。
若手にとって、こうした場所は借りられれば、成果をあげるチャンス
農地かもしれない。
そうこうあって、とりあえず本日は援農畑再生(草刈?)隊として
農地整備の任にあたる、なりゆき。
ここは、今期導入されたぴかぴかの新品”自走型草刈機ハンマー
ナイフ”を投入(日本たばこ産業様から助成)だろ~と、皆嬉々と
現場集合。
手でふりまわす草刈機と違って、自走式で押すだけ。
おまけに細かく粉砕するから刈った草の跡片付けも不要。多少コツは
いるものの、農地は、分解しやすいコマ切れの有機質資材(野草)を
補給したような状況で耕作できる様になったのでした。
炎天下で暑いのをのぞけば、草刈と片付という重労働を畑の髭剃りみたいな作業
に効率をアップする。そしてなにより、たっぷり吸肥した野草がもつ、窒素・カリウム
を畑に取りこむ貴重な資源回収手段でもあるわけです。
今回は、草刈作業で”青葉アルデヒド(アロマ:みどりの香)”をたっぷり吸引!
爽快感のある援農作業でした。