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2015.01.08 発酵ぼかし肥づくり Day4-その2

2015-01-08

2015.01.08 発酵ぼかし肥づくり Day4-本仕込み

●手順
1.)搗き固められた育苗ハウスの土の上にくんたんを厚み5cmほどに広げる。

くんたんを三和土の上に広げます

くんたんを三和土の上に広げます

これは、設置面がどうしても過湿嫌気気味になり、嫌気になると増える
好ましくない菌を抑えたいため。

 

 

 

 

 

 

2.)クンタンが雨に濡れて過湿気味だったので乾燥した米ぬか10kgを散布。

ベースのくんたんの上に乾燥した米ぬか

ベースのくんたんの上に乾燥した米ぬか

 

 

 

 

 

 

 

 

3.)この上に本仕込み資材を20kgほど広げ、真ん中に種菌資材を積上げ。

混和資材の真ん中に種菌ひろげたところ。

混和資材の真ん中に種菌ひろげたところ。

IMG_6072

 

 

 

 

 

 

 

 

4.)種菌資材を包み込む様に本仕込み資材を山積み。

総量400kgだとこれくらいです。

総量400kgだとこれくらいです。

 

 

 

 

 

 

 

 

5.)積み上げた資材の表層にカリウム資材(アグロ加里を使いました。草木灰でもOK)を散布。その上に稲わらを被せてゆく。

とりあえず5日ほどはこんな感じ。1週間後に黒マルチでカバーします。

とりあえず5日ほどはこんな感じ。1週間後に黒マルチでカバーします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

6.)中心部に温度計プローブを仕込んで完了。

温度計。穴なしボードンで湿度対策

温度計。穴なしボードンで湿度対策

 

 

 

 

 

 

 

 

 

●今後の流れ
1.)【5日~10日目】 麹が隅々まで回りこみ、仕込み資材の麹菌による発酵糖化を待つ。温度上がってくると、そうとう水分が蒸散するので稲わらの上からじょうろで3日おきにかるく加水。温度が50℃超え出したら、殺菌作用のある太陽光をさえぎる様に表面に黒マルチ被覆。

2.)【15日~20日】表層に綿毛っぽい菌糸でてくる様になり、温度が60℃超えだしたら、納豆菌による糖化が進みます。アンモニア臭がしたら、加水切返して”酸素”を資材に
供給する様切返し(まぜること)ます。
目安:pH 7.5前後 55℃

3.)【25日~35日】温度がだんだんと下がり出したら、作り貯めていた乳酸菌発酵液を
散布して切返し。35℃前後で発酵が進む状態です。
目安:pH 4.5前後、35℃

4.)【30日~45日】酵母発酵液と砂糖水を散布。ここから毎日切返し。温度が30℃切り出したら厚み20cm程に広げて乾燥。乾燥後、麻袋か紙袋に袋詰めして保管します。

こんな流れで米ぬかぼかし肥を作ってゆきます。


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